• 読み始めた本
    • 蠢く!中国「対日特務工作」マル秘ファイル」袁翔鳴 2007.11.19刊 小学館

p102
 日本における最強の中国応援団といえば、財界でも一部親中派政治家でもない。日本の外務省、とりわけ「チャイナスクール」と呼ばれる中国専門家たちだろう。
p112
 外務省のチャイナスクールの横暴を許したのは、チャイナスクールを自身の利権のテコに使おうとした政治家たちだ。特に、悪名が高いのは、先にも触れたが、中国国交正常化を成し遂げた田中首相の流れを汲む自民党の派閥「経世会(旧橋本派=現在の正式名称は平成研究会)」と、中国べったりの旧社会党系の社民党、さらに、第3章で触れた公明党だ。また、「いい人ですね」と中国の外交官に見くびられる民主党首脳。さらに、共産党には終戦後、中国共産党の対日工作の一環として多額の活動資金を供与されていたことが米国防総省(ペンタゴン)や中央情報局(CIA)などの機密文書から明らかになっている。まさに、日本の政界は中国の対日特務工作に取り込まれ、「国益を守る」という政党の体すらなしていないといってもよい。

蠢く!中国「対日特務工作」マル秘ファイル

    • Rのつく月には気をつけよう」石持 浅海 2007.09.10刊 祥伝社

Rのつく月には気をつけよう